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ドント・ウォーリーのmikeのレビュー・感想・評価

ドント・ウォーリー(2018年製作の映画)
4.0
GVSらしい、弱さに寄り添うような映画。自分は宗教やスピリチュアルには興味がないけれど、心が折れそうな時いつでも電話できる存在、恥や弱さをさらけ出せる場所があるのはいいなと思えた。

思いきり自分を憐れんだあと、確執ある人々と対峙していくシーンの連なりは、ものすごくサラッと描かれているのにつよく心に残る。対立していたケースワーカーのアドバイスを汲んで動き出す、イラストのあたたかみ。自己中心的な思考から他人の人生にも思いを馳せられるようになる、セラピーのステップも興味深い。

なにしろキャストが最高!ホアキンとルーニー・マーラのカップルは観ているだけでうれしくなってしまうし、長く遺恨を残した悪友にジャック・ブラック。肝となる導師役のジョナ・ヒルがサニー・スリッチと共演しているのもアガる!
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