森下典子さんのエッセイを元々読んでいて、お茶って面白いな〜と思っていたけど、これはますますやってみたい欲が出てきました。
「世の中にはすぐ分かるものと、すぐ分からないものの二種類がある。すぐ分かるものは、一度通り過ぎればそれでいい。けれど、すぐに分からないものは長い時間をかけて、少しずつ分かってくる。子どもの頃はまるでわからなかったフェリーニの道に、今の私がとめどなく涙を流すことのように。」
今の世の中、すぐ分からないものに対して、時間や労力をかけることに抵抗がある人が多いなと感じます。かく言う私もその1人で、何事もどうして？なぜ？と結果を求めてしまう癖がついています。
でも、分からないことを分からないなりに進んでいくことも面白いんだなと。
分からないことを怖がらす、そう言うものなんだと肯定して、前に進むってのも大切なんだなと思いました。
樹木希林さんの佇まいが素敵です。
茶道をされる人の所作に、美しさを感じました。
五感を全て使って、季節と感じながら、自然と共に生きていきたいなと改めて思いました。
実は、私も子どもの頃に主人公と同じように両親にフェリーニの「道」を見せられたことがありまして…「ザンパーノ‼︎」と言う場面が印象深く、その他は全く意味が分からなかったことを覚えています。
また観てみようかなと思いました(笑
