原作となったエッセイがとにかく素晴らしかったのだけど、忠実に再現されていました。納得いく映画で、涙もほろり。
静かな世界が淡々と進み、でもしっかり人間ドラマ。
着実に年を重ねて魅力的になっていく主人公の凛とした姿には見惚れてしまいます。
強いて言うならば樹木希林さんが原作エッセイのイメージと少し違って我流が強い先生になってしまったなぁとは思いますが、そこはやはり樹木希林。
これが正解だよと思わせてくれる説得力のようなものがありました。
そして原作でもそうでしたが、父と娘のシーンはううう、となってしまう。。。
もう一度味わいたくなる世界観です。