けとるカール

仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダーのけとるカールのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

基本フォーマットはいつものお祭り映画にありがちな展開だとは思うものの、現行ライダーと旧作ライダーの交流の描き方が丁寧で、作り手の「仮面ライダー」という作品に対する愛情を感じました。

というか、皆さんそうだと思うのですが、今回はとにかくもう、映司とアンクが言葉にならない。そうか、今日があの日の明日だったのか…。
なんだかんだ終了から結構経ってるし冷静に見れるかなと思っていましたが、映司が画面に出た途端に涙出て、全くもって平気ではない(笑)
さらにアンクの復活とタジャドルフォーム、グリードたちの姿、テレビ最終回をなぞるかのような落下シーン、覚悟を持ってメダルを受け取る映司と、アイスを食べるアンク…2人の出るシーンは力が入りっぱなしで、思い入れの強い作品だなあと改めて感じました。
OOOメインの映画ではないので仕方ないのですが、駆け足感がかなりあるのでオリジナルビデオで作ってもらえないですかね東映さん。

フォーゼとゴースト、鎧武、万丈のエピソードもとても良かったです。旧作ライダーはみんな変わっておらず、相変わらず強く優しいヒーローであり、変身シーンはベテランならではの貫禄も備わって、とても嬉しい。
現行のビルドは進行中のシナリオと非常に上手くリンクしていると感じました。オーケンもすごく楽しそうだった。

アクション含めお祭り映画では久々にとてもよかったので、また見に行きます。点数はほぼオーズ加点。次はWも出ますように(๑•̀ㅂ•́)و✧

2017/12/10(日)
けとるカール

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