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レイニーデイ・イン・ニューヨークのmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

3.3
ウディ・アレン監督が、雨のニューヨーク(マンハッタン)を舞台に、甘いひとときを過ごそうとした若いカップルの恋の行方を描いたコメディードラマ。
原題:A Rainy Day in New York (2019)

ヤードレイ大学に通うギャツビー(ティモシー・シャラメ)は、同じ学校に通う恋人でジャーナリスト志望のアシュレイ(エル・ファニング)が、著名な映画監督(リーヴ・シュレイバー)のインタビューをマンハッタンですることになったことから、週末をニューヨークで過ごすことにする。
ニューヨーカーのギャツビーがアリゾナ生まれのアシュレイに街を案内し2人はロマンチックな時間を過ごすはずだったが、会えないまま予想外の方向へと展開していく…。

エル・ファニングが、ギャツビーの外3人に言い寄られる魅力的なヒロインを演じている。
~その3人~
・スランプで悩んでいる映画監督(リーヴ・シュレイバー)
・妻(レベッカ・ホール )が親友と浮気している脚本家( ジュード・ロウ)
・演技力ゼロで体狙いでの人気俳優( ディエゴ・ルナ )

ギャツビーの代役を務める娼婦( ケリー・ロールバッハ) を伏線に、 ギャツビーに冷たい母( チェリー・ジョーンズ) が、この作品のキーになる役を演じている。

ギャツビーの元カノの妹、チャン・ティレル( セレーナ・ゴメス)がもう一人のヒロイン。

「まだ秋よ。春までに10点にしてあげる」

アレンは、1992年に、当時の彼のミューズであるミア・ファローの養女に性的虐待を行った容疑でファローから訴えられ、証拠不十分で不起訴となったが、この件がMeToo運動の高まりで再び問題となり、本作の出演者がもうアレンの作品には出ないと発言したり、出演料を基金に寄付したり…。
本作品はアメリカでは未公開になった。今後アレンの製作活動はどうなるのでしょう?
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