Hoshi

レイニーデイ・イン・ニューヨークのHoshiのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

終始音楽が心地よい。
なんかいい雰囲気味わいたいなってだけでもしっくりくる。

ニューヨークってイエローキャブにハイビルディング、汚な地下鉄というイメージだったので、こんな緑豊かなところもあるのね、とめちゃ行ってみたくなった。

セレーナとの皮肉の応酬、いつキレて怒鳴り出すかとひやひやしたけどこの言葉の応酬ができるのは価値観近い証拠でもある。となるのが日本と違うところ…よい伏線…

アシュリーに振り回されてるかと思いきやラストで振り回すギャツビー、おおお、最後の最後でそうきたかって楽しくなっちゃった。でもわかって欲しい引用が伝わらないって実はお兄さんの彼女の笑い声と同じくらい後々深刻になる食い違いよね。
それまでのシーンにない苦悩っぷりが露骨で、ギャツビーの心の変化がよく表れていたと思う。

人間の人生て楕円の軌道を移動する点のようで、いくつもの楕円の軌道が時折一点で重なって、その接点で何かドラマが起こっているというか。
誰かにどっぷり依存してるでもなく、みんなが淡々と軌道を動いていて、さらっと交わった時にさらっとコミュニケーション取ってる、ちょっと淡白にもみえるけど大人でお洒落な感じが軽やかだった。
ウディアレン…素敵。

ジュードロウは毛髪減っても素敵。
エルファニングの分厚いタートルネックが最高…ださいベージュパンプス履いててもかわいいが止まらん。
ゴメスのたれほっぺがだんだんやみつきになる。
ティモシーシャラメ、どこにでもいそうでどこにもいない特別感。ランウェイとかでも前衛的な服とか着こなしてそう。
Hoshi

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