クールビューティの日本代表みたいな小松菜奈演じるあきらのまっすぐでちょっと不器用な感じ、とても良かった。
作中でも無愛想、と言われがちだけどふと見せる笑顔がとってもかわいいのはあれはずるいやつ。
友人関係、恋、家族のこと。悩みながら周りとも衝突したりしながらも自分の正直な思いに素直に生きている姿は等身大の高校生の姿を上手く描いていたし、小松菜奈の表情だったりが良かったから伝わってきた。彼女が走りだすOP映像で、まず世界観は決まったなって感じで最高にクール！！
大泉洋の演技はどうしても道民だからか余計バラエティ色が強く今までは見えていたけど今回の店長の役柄はハマっているようにかんじた。おっさんだから？笑
店長という立場もあり、あきらの思いを受け止めつつ彼女の背中を押し、自分の夢を忘れることができないという背景。
人の良さバリバリだったけどバツイチ独り身の哀愁漂う部分も上手く演じていた。
脇役たちもみんな最近活躍してる。葉山奨之よいー。そんなところも見どころだけどその中の濱田マリ、超こってり。
この作品の印象的な部分は空、光、雨で
光は使い方、差し込み方が特に美しい。
店長の存在は、あきらにとって傘とか、雨宿りとかになっていたのかなと思う。
雨宿りも人生にとって大事で必要なことだってことなのかな。
爽やかなんだけど結構大事なことが何気ない会話の中に詰まった映画だった気がした😌
