ゆき

リヴァプール、最後の恋のゆきのレビュー・感想・評価

リヴァプール、最後の恋(2017年製作の映画)
3.5
終わり方

「どう見える?」と問い続ける彼女の表情が実に艶やかで見惚れた。
歳を重ねるほど、臆病になっていく。
記憶と現実が交差しながら展開する一作。
ロマンチックに色鮮やかに恋愛模様が描かれる前半と、現実を突きつけるように急停止する後半。
相手が往年の大女優であったとはいえ、書記に残すほど人生に刻まれる恋愛とは互いに最期に近いものだったのかな。。。と感傷的になる肌寒い夜でした。

×××
かつての恋人がホテルで倒れたと知らせが入った。恋人の最期を見守ろうと寄り添う中で、歳の差を超え愛し合っていた時間を思い返していく。
ゆき

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