さうすぽー

銀魂2 掟は破るためにこそあるのさうすぽーのレビュー・感想・評価

2.8
自己満足点 55点

うーん、決して悪くはなかったんですが思ったよりも楽しめなかったです。

今回は更なる続編の期待を込めてという事であえて厳しめに点数を付けました。

あの銀さんを小栗旬が演じた実写「銀魂」の続編ですね。

前回は結構好きで、DVD出てからも2回ほど観ました。
長さもほどほどでバランス良く観れました。

今回もコメディ部分は面白かったです。
いろいろやらかしてますね、今回も笑

日本ア◯デミーだったり最近話題の映画だったりジャ◯プだったり果ては前作の事まで弄り倒してました笑
将軍がキャバクラや理髪店に来るエピソードは終始笑いの連続でした笑
名台詞(?)の「将軍かよォォォ!」も聞けました。

一番の爆笑ポイントはジ◯リのあのパロディでした笑
あそこであんなの来たら笑い転げるしか無いです笑

ただ肝心なシリアスなシーンですが、
こちらは前作よりも上映時間が長くなったということもあり、ややダレてしまった感じがします。
特に三浦春馬演じる伊東鴨太郎の反乱が開始された時からは、バトル中なのにシリアスな会話が長く続いたりと首を傾げるシーンが多く見られました。
こういったCGを多様する演出はコメディでは許容範囲ですが、シリアスなシーンだとそれが一気にカッコ悪く感じてしまいます。

また、今回は柳楽優弥演じる土方と伊東が2人のアップショットを被せて、台詞を合わせるシーンがあるのですが、個人的にはダメでした。
これは漫画やアニメでよく見られた演出であって、これらはカッコいいと思っていたのですが、これを実写にすると正直結構ダサかったです。
今後続編をやる際はこの演出は出来れば廃止してほしいです。

ただ、全体的にアクションは前作よりも良かったし、「マッドマックス」のパロディ的バトルシーンも好きでした。

今回はこの映画、酷評する人が多分いると思います。
自分がコードブルーの映画を酷評したみたいに、合わない人はとことん合わないでしょう。

自分も前作ほど楽しめませんでしたが、コメディ部分は相変わらず面白かったので、前作の「笑い所」が好きな方はオススメ出来る作品でした。