７号室のRinのネタバレレビュー・内容・結末

ドギョンス目当てで見た。
狭い空間で工夫が見れて良かったし、ギョンスさんの演技も良かった。ラストが、結局大した反省もせず一度泣いて償いから逃げてしまうアジョシ(名前忘れた)と何も解決してないギョンスで、そこがこの映画で一番良かった。登場人物がずっと好みようのない性格で最後まで正当化されないところに堕落した人間の残念さを表したい意図が感じられた。車で泣いてたシーンのあの描き方は彼を正当化していない、わざと観客に疑念や嫌悪感を持たせる為だったのではないかと個人的には思う。差別の話がまともに取り上げられないことも、実態を皮肉的に描いているのだと思う。曲解かもしれないが…。とにかくアイロニーに感じた。