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グリンゴ 最強の悪運男のとぽとぽのレビュー・感想・評価

グリンゴ 最強の悪運男(2018年製作の映画)
3.0
複数のストーリーラインが並行して進み、それぞれの思惑が絡み合うゴチャ混ぜ茶番劇。タランティーノ/ガイ・リッチー辺りの得意そうなプロットをメキシコを舞台に繰り広げる(ex.『ラッキーナンバー7』『野蛮なやつら SAVAGES』)。はじめは確かに自分からアクション起こすもののさながら巻き込まれ型犯罪アクションコメディの様相を呈していく。キャラクターはいかんせん薄っぺらさもあるけどやっぱり賢くて、こういうの好き。
じきすべてが明らかになる。ミア、喉が渇いた。いちいち教訓じみた話、だれもかれもゴリラの話?ミア、腹が減った。ダンスしたらファック。計画した偽装誘拐。犯人に値段を下げないと払わないと言ってくれ、電話かけ直す。中間管理職に500万ドルか……彼が帰らないとまずいか?文字通りある男を知ってる。友達には裏切られ、妻には不倫され、そんな負け犬のお前が気に入った。
キャッチーなタイトル&ポスタービジュアルにキャストから気になっていた本作。ノリノリなジョエル・エドガートンにシャーリーズ・セロン、こういう役の似合うアマンダ・セイフライドなどムダなくらい豪華キャスト。フーディーニより、ニンジンを食ってろ。
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