切羽詰った弁護士おじさんの出来心。
原題も邦題もなんかちょっと「あれ?」って感じでイメージつきにくかった。
監督は「扉をたたく人」のトムマッカーシー。
ちょっとシリアスなのかな?って思ったらそうでもない。
不況で収入が減ってしまった弁護士のマイク、家族を養わなければならないプレッシャーからあることをもくろんだが…
これマイクが完全なダメ男だからじゃなくって切羽詰まった末の行動だから、どーにかなるといいねと思ってしまう。
市民のためになる弁護士としてコツコツ働き、家族を一生懸命養おうとしてるが不景気でどーにもこーにもならず、なんとかしようと思った出来心でのこと。悪いことは悪いのだけど。
いろんなことがうまくいかない大人の事情、そんな大人を理解できない少年の事情、いろんなモヤモヤを抱えた人たちのつかの間の物語。
マイクの奥さんは、そんな中一人しっかりしていて現実的で、真っ直ぐだったのがものすごく好感持てた。