ちろる

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニングのちろるのレビュー・感想・評価

4.0
予告編から見た想像通りのストーリー展開ではあるけれど、そんな事ではなく細かい演出、俳優たちの個性豊かな演技、細かいところまで計算尽くされた粋な台詞全てが見事に調和して、ずっと笑ってたしちょっとホロリときてしまったり期待以上に楽しめた!
主人公のレネーは、体型にコンプレックスはあるもののもともとユニークで、美への努力も惜しまないめちゃめちゃポジティブなハッピーガールなわけで、それが頭打った事で見た目のコンプレックスまで削ぎ落とし、今までの彼女ではあり得なかった数々の奇跡を巻き起こす。
おとぎ話のシンデレラは美しいドレス姿に変身して王子様と出逢ってハッピーエンドけれど、実はどんな女性も自分を変身させる魔法は本当はその自分が持っている。
そんな現代女性のシンデレラストーリーである本作はそんなメッセージをこんな優しい物語に乗せて見せてくれた。
さすがいくつもの素敵なラブコメ書いてきたマーク シルヴァースタイン&アビー コーンが参加してるだけある。
日本人の気質的にはここまで自信満々なのは嫌煙されるかも?と不安になりつつも、どんどん可愛く見えるレネーに私まで恋しそうになって、気がつけばイーサンの目線で彼女を愛おしく見つめていた。
予定と予定の時間が空いて埋め合わせで観た作品だけど、当たり、観れて良かった!
そんな作品でした。
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