さききち

スカイスクレイパーのさききちのレビュー・感想・評価

スカイスクレイパー(2018年製作の映画)
3.7
新世代のダイハード。そして燃えよドラゴン。
超高所で繰り広げられる筋肉モリモリマッチョマンの受難と攻防。

メインビジュアルのシーンに終始しない点が好印象。波のようにアドレナリンと冷や汗シーンが押し寄せる!高所恐怖症でなくとも失神しそうなシーンの数々にクラクラする!

基本軸はブラさずに、前〜中〜後と少しずつ変容し混じり合う「アクション映画」の各ジャンルが新鮮さと適度な緩急を提示する。

本作のロック様は元軍人の一般人。
傷を自ら手当てし咆哮するシーンは『ターミネーター2』のT-800や『プレデター2』のシティハンター・プレデターを髣髴とさせる。もはやその強靭な肉体と精神は人間という枠を超越した!

ツッコミどころ多数=ジャンクフード感覚で摂取できつつも、伏線回収の妙も体感できる、籠城映画の良作。

奥さん役の女優にはびっくり!
さききち

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