新世代のダイハード。そして燃えよドラゴン。
超高所で繰り広げられる筋肉モリモリマッチョマンの受難と攻防。
メインビジュアルのシーンに終始しない点が好印象。波のようにアドレナリンと冷や汗シーンが押し寄せる!高所恐怖症でなくとも失神しそうなシーンの数々にクラクラする!
基本軸はブラさずに、前〜中〜後と少しずつ変容し混じり合う「アクション映画」の各ジャンルが新鮮さと適度な緩急を提示する。
本作のロック様は元軍人の一般人。
傷を自ら手当てし咆哮するシーンは『ターミネーター2』のT-800や『プレデター2』のシティハンター・プレデターを髣髴とさせる。もはやその強靭な肉体と精神は人間という枠を超越した!
ツッコミどころ多数=ジャンクフード感覚で摂取できつつも、伏線回収の妙も体感できる、籠城映画の良作。
奥さん役の女優にはびっくり!