元警官で依存症のリハビリ中のミーガン。回復の一歩として病院の霊安室の遺体受取係の夜勤の仕事につく。
そこに運ばれてきた無惨な少女の遺体。
しかし直後から奇妙なことが起こり始めるというオカルト・ホラー。
ボストンメトロホスピタルの地下霊安室フロアの照明の消灯が人感センサーで。
経験あるんですが、トイレで篭もってサボっ……ゲホゲホ、ひと息いれてると人がいないと判断して突然灯りが消え真っ暗になる、あのびっくり感。
このセンサー消灯を上手く使った演出だなーと思った。
少女の遺体は、悪魔祓いに失敗した遺体で体は死んでも悪霊が憑いていたもんだから次々と病院のスタッフを血祭りにあげてゆく。
悪魔憑きハンナちゃんの動きが爬虫類っぽいというかカエルやトカゲ的な這いつくばって動くところ、なかなか良きです。
途中で魔力なんだか物理攻撃なんだかよくわからなくなったものの、肝心要に神父が登場しないまま
「火に焼かれろー!」→遺体焼却へゴゴゴー。
という、メタクソ力技ゴミ焼却型悪魔祓い(物理)は嫌いじゃない。
似たような作品はいくつかあれど、これは結構ちゃんと作られてあるので好感。
面白かったです。