釈放以来ビリーは薬物を絶つ努力を続けている
なーるーほーどー！
気になりつつ、観れていなかったヤツでした。
スポ根というにはあまりにも荒んでます😂。特に教訓めいたエピソードもありません。
ビリーの『やってやるぞ！』な気持ちではなく、彼の心にギリギリへばり着いた『元ボクサーとしてのプライド』、『死への恐怖の向こう側』のような心持ちがむき出しに描かれ、不穏な音楽と相まって、ずっとヒリヒリした緊張感が保たれてました。
序盤は『ノイズ(理解出来ない言葉)』にしか聞こえないタイ語が、後半対訳が付くよーになったのは、ビリーの言葉を理解への演出なのかな？と思わせ、工夫が感じられました。
最後に『本人登場』というサプライズもあり、かなり観堪えのある作品です。
惜しむらくは、もう少し拳闘シーンを引きで観たかったです。
しかし、あれほど豪快に入れ墨の入った人間を、良く集められましたね😂。
それだけでも驚きです。
『克服してる』ではなく、『努力を続けている』という言葉に、麻薬の恐ろしさが現れてますね😅。
