渋谷の純喫茶でバーテンを務める高倉健の姿に度肝を抜かれるが、どうやら網走監獄出らしくホッとする。大卒ヤクザの木村功が最高で、ガキ相手にしょっぱい手口で罪をなすりつけ(密造所への入口〜国立競技場？一連のシーンはニヤける)、その姉にも手を出すという小物ぶり、そして相棒は山本麟一という嬉しい布陣。まだスカスカの渋谷の街も見れて楽しい。柔道場とか佐久間良子の避難先が上総湊だったりとか、若干の湿っぽさが残念にせよ好みの変なノワール。

• #tjr2018

敬語とタメ語を使い分ける高倉健見ててどうも落ち着かなくてモゾモゾする感じがある。
そして道場でも遊びに行きなよっつって素直に柔道場行くのもなんか気持ち悪い。
ていうかアフター5の遊び場が柔道場て！渋谷なのに。。
あと都内は避けたにしろ関東圏でシャブ作ってるのも時代を感じたし儲かっただろうな。
志村さんの「麻薬をやってるツラだよお前は」って言うのヒドい。
しかしあのヤクザはあんな小さい傷気にしやがって。

渋谷の不良の夜の遊び場が柔道場ってホンマにー？そして黒幕の佐々木孝丸は自宅の地下で麻薬を製造している。大胆すぎ。ロクに事件を捜査する様子もなくいつのまにか山本麟一がとっ捕まっていたり、特に仕事をしている様子もないのに貫禄がある風の志村喬。ずるい。まだ手を出してもいないのに母の形見のイヤリングを無理やり女にプレゼント、子分の中村嘉葎雄をダシに口説こうとするインテリやくざの木村功。孝丸さんの娘・佐久間良子に色目を使われても10代には興味なし。高倉健がひたすら霞む作品。