Maririri

必ず捕まえるのMariririのネタバレレビュー・内容・結末

必ず捕まえる(2017年製作の映画)
2.6

このレビューはネタバレを含みます

『殺人の追憶』の30年後を描いた作品。キラキラした若者になど用はないのだ!とばかりに아저씨(なんなら할아버지)しか出て来ない。

不動産をいくつも持つ大家のドクス。
家賃を滞納している借主に悪態をつくが本心からではないらしい。

ある日連続殺人が起こる。
ドクスのアパートに住む元刑事のチェは30年前と同じ手口の連続殺人を疑うが矢先殺されてしまう。犯人だと疑われるドクスの元に、チェの元相棒ピョンダルが現れる。
老人で練習した後、独り身の若い女性を狙うという、30年前に犯人だと目星を付けながら逮捕できなかったある者の犯行に類似しているらしい。相手にしていなかったドクスだが205号室の冷蔵庫に同居人の変わり果てた姿があった。

『殺人の追憶』は後味の悪い映画トップ3に入る。あの時は連続殺人のあった街に犯人が戻って来るという衝撃的なラストだった。今作にはそれがトラウマになっている2人の刑事が登場する。きっとあの2人なのだろう。

タイトル通り今回は見事逮捕。
実際も映画がきっかけで犯人が捕まったし、悪いやつがのさばり続ける居心地の良さなんてこの世にないと知らしめてやりたい。
Maririri

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