ジグソウボーン

スパイダーマン:スパイダーバースのジグソウボーンのレビュー・感想・評価

3.8
これが“アート”ってやつか!!!

試写会(IMAX3D字幕版)で鑑賞!!
試写会なんて10年も行ってないし、そもそも当たると思ってなくて応募すらしてきませんでしたが、スパイディの新作映画をIMAX3Dで観れる豪華な試写会があるということで応募しました
本当に嬉しい!😆


これを観た人はみんな間違いなく口を揃えて言うと思うんですが、映像がスゴイ!!
いや、スゴイというか、たまらない!!!

これはですね、動くアメコミ というよりも、
芸術ですよ
3D、2Dでの描写は勿論、所々コマ割りや、セリフ吹き出しを入れて完全にコミックになったりと、結構挑戦的なことをやっているんですが、全く過剰に感じることはありませんでした

観ていて気持ちが良いんですよね
綺麗なものを見て脳が刺激されるあの感じ、あの感じがずっと続くんです


この素晴らしい映像美が最大に活かされるのは、戦闘シーン
今まで劇場公開されてきたスパイダーマンシリーズの中でも、最もスタイリッシュでスピーディーなバトルが繰り広げられます
間違いなく一番爽快なスパイダーマン作品です
カッコ良くて美しい って最高じゃないですか!?

あと、今回ももちろん“彼”が出てくる訳ですが、その登場するシーンがまた良いんですよ

他にも、過去に劇場公開されたスパイダーマン作品を観た人へのご褒美なんかもあったりします!
このご褒美は分かる人なら絶対気にいるはず!!笑笑


ストーリーについてですが、そこまで面白いとは感じず、個人的には普通かなと思いました
序盤は誰でも楽しめるように親切な説明があります
主人公以外のメインの2人(ピーター、グウェン)はある程度キャラの説明がされます

しかし、その他の3人(スパイダーマンノワール、スパイダーハム、ペニパーカー)の説明は一瞬
全く知らない人にとっては、いきなり何じゃコイツらって感じでしょう
私はスパイダーマンノワール、ハムについては知っていたのですが、もう一人のロリっ娘少女については知らなかったので、最後の最後まで「なんだこいつ...」状態でした
キャラクターの説明もあまりないまま、そのキャラクターをいじったギャグみたいなものを挿んでくるので、正直知識が無い人にとっては面白くも無いだろうし、キャラが好きになる動機にもならないと思います

個人的にはこの3人(ノワールは個人的にはOKだったけれども)が登場してから違和感ありまくりだったので、マイルス、ピーター、グウェンだけで物語を進めて欲しかったです
実際、そこまで物語に絡むようなキャラではありませんでしたし


「運命を受け入れろ」というキャッチコピーですが、そこまで深刻な話ではありません
寧ろ、ほぼコメディ
戦闘中に敵をからかうのはスパイディーのマストな要素ですが、今回は真面目な戦闘でもちょっとフザケすぎている感じ
いつも通りならウェルカムだけど、今回は数が数で色んなキャラが好き勝手フザけすぎてるように思いました ちょっと寒かったかな

話の展開もファンなら大体分かるでしょう


この映像美、2時間じゃ足りませんよ〜
もう何時間でも観ていたい!それくらい好みでした!!

鑑賞される方、出来るだけ3Dで鑑賞した方が良いと思います!かなりスピーディーに動くので、奥行きの情報が分かるとより楽に鑑賞できると思いますよ

吹き替え版の声優が豪華ですよね〜
宮野真守さんの声を聴きに今度は吹き替え版を観に行くかもしれません!!


約2時間たっぷりとアートを堪能できました!!幸せでした!!

あっ、鑑賞される方、最後まで席は立ってはいけませんよ!
スパイダーマン詳しい方にはたまらない映像が流れます!!

続編、どうかお願いします!!!!