勝ったのは農民だ

スパイダーマン:スパイダーバースの勝ったのは農民だのネタバレレビュー・内容・結末

4.7

このレビューはネタバレを含みます

自分はフィル・ロード&クリストファー・ミラーに対しては観ていない作品もありますが、かなり信頼しています。

今作はDVDレンタルで鑑賞したんですが、よりによってTSUTAYAレンタル開始日は同じフィル・ロード脚本作品である『LEGOムービー2』と同じ日なんですね。(2019/8/7)

『LEGOムービー2』もいずれ観たいです。♨️

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【観るうえで条件がある作品、かもしれません】

あくまで個人的な意見です。

⑴少しはスパイダーマンの知識があったうえで、(特にトビー・マグワイア版の『スパイダーマン』シリーズを観たうえで)今作を観ることをオススメします。

今まで『スパイダーマン』に全く触れてこなくて、今作が『スパイダーマン』映画の初鑑賞作品という人がどこまで楽しめるかは分からないので少し気になります。
自分も『スパイダーマン』の原作コミックは全く読んだことが無いので、原作ファンもまた違う感想かもしれません。


面白かったですけど、「元ネタがあって、それとの違いを楽しむ」映画のような気もします。



⑵鑑賞後、ドッと疲れる映画です。😩

『LEGOムービー(1作目)』を観た時もそう感じたんですけど、映像も凄いし、スピードも速い、情報量もかなりあります。
それが、フィル・ロード&クリストファー・ミラーの作品の良さでもあると思うんですが、まぁ、とにかく疲れました。⤵️
自分は字幕版で観ましたが、人によっては吹き替え版で観たほうがいいかもしれません。🗣(字幕の文字を読むのがしんどいですから。)


ただ、映像の凄さや製作スタッフの手間ヒマのかけ具合は観た人なら誰でもヒシヒシと伝わると思います。😅

⑶そして、エンドロールも最後まで観て欲しいです。

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【シンプルに「凄い❗️」】

はっきりしない、というかアクションシーンの動きが早すぎて分かりづらいところもたくさんあるんです。
でも、とにかく凄いです。🤣



特にアクション・シーンの迫力は言わずもがななんですが、そうじゃない会話中心のシーンも退屈しません。
特に異世界のキャラクターがそれぞれ違う画のタッチのままで同じ世界で一堂に会するシーンは観ていて気持ちいいです。



新キャラ達も少ない登場時間なのに個性がしっかりあってどれもいいです。

白黒ピンター・パーカーの「いかにも1930年代の映像キャラ」な感じも渋いですし、🎩

ペニー・パーカーの「いかにも日本のアニメ的な可愛いキャラ」なのに、そんなにアニメオタクっぽい感じがしないのも好きです。🇯🇵

ピーター・ポーカーは…まぁ、なんか、そこにいて和みます。🐽
「いかにもマンガ的なキャラ」なんですが、「マンガ、なめんな」です。

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【アカデミー賞受賞について】

2018年の米アカデミー賞は、黒人差別問題の色が強かった印象です。
今作も主人公が黒人ですし。👦🏾
「いろんな世界で、いろんなスパイダーマンがいる」って話ですが、今作はそんなに「人種差別撤廃」的なテーマを前面に押し出した感じはないと思います。


これで2018年の米アカデミー賞長編アニメーション映画部門ノミネート5作品を全て観ることが出来ました。🇺🇸
自分は『シュガーラッシュ:オンライン』を除けば各作品ともそれぞれ好きなんですが、その中で今作が受賞したのは納得です。“圧巻“だと思います。👍

吹き替え版でもう一度観たいです。

最後に、スタン・リー&スティーブ・ディッコに合掌。ありがとうございました。🙏