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鋼鉄の雨のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

鋼鉄の雨(2017年製作の映画)
4.0
北朝鮮でクーデターが起こり、それによって「北朝鮮総書記」が負傷。
負傷した「北朝鮮総書記」を守るべく韓国に送り込まれていた「特殊工作員 オム・チョルウ」(チョン・ウソン)と、今回のクーデターをきっかけに戦争を企む人物たちから韓国を守るべく奮闘する「クァク・チョルウ」(クァク・ドウォン)が出会うまでそう時間はかからなかった。
初めは敵対していた2人だったが、次第に互いの望む結末のため協力し、事態の収集に勤しむ…。
中国と北朝鮮合同合弁事業が為される工業団地を狙いアメリカ軍が先制攻撃したと見せかけた軍部が北朝鮮の実権を握るためのクーデター計画、党と軍の北朝鮮内部の対立、朝鮮の分断を利用する中国など朝鮮半島の分断の現状を反映した国同士の駆け引きがリアルだし、二人で煮麺を食べたり音楽の話をしたり二人のチョルウが対立しながら心を通わせる相棒関係、リアルな格闘アクションやミリタリーアクション、朝鮮半島が破滅しないために命懸けで奮闘するポリティカルサスペンスもスリリングで、ハラハラドキドキするサスペンスアクション映画。
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