自己満足点 60点
まあまあでした。
ポケモンは昔から大好きなので、純粋にこの映画を楽しめるのは端から承知でした。
だから上の点数の10点くらいは、ほぼサービス点に近いです(笑)
今回は今までの湯川監督から変わって「XY」というテレビシリーズを担当していた監督です。
そのシリーズが僕は大好きだったので期待はしてました。
一応楽しめた方ですが、残念ながら最初の期待から下がってしまいました。
最初から前半部分までは結構良かったんです。
特に今回のヒロインポジションにあたるリサの初めてポケモンをゲットするシーンはポケモンのゲームで初めてポケモンゲットした時の事を思い出しました。自分もそんな風に純粋に嬉しかったんですよ(笑)
ポケモンバトルのシーンも結構頑張ってたと思います。
カメラワークが良くて迫力と臨場感が伝わってきました。
あと今回のメインポケモンであるゼラオラと人間の関係性は良く描けてたと思います。
アニメや映画ではよくあるテーマではありましたが、結構印象に残ってます。
なので、ストーリー的には良いはずなんですが...
後半の方のキャラクターのやり取りが結構イライラさせられました。
ネタバレせずに言うと、今回の話は結構大規模かつ深刻な事が起きます。
なのにメインキャラほぼ全員の台詞に何らかの指示を出したりすると、
「自分には無理だ、出来ないんだ...」
いや、そんな事言ってる場合じゃないから!(笑)
悩んでる暇あったら早く行動しろよ(笑)
かなりヤバい事が起こってるのにキャラクターとポケモンのグダグタなやり取りにテンションダウンさせられ、映画の緊迫感がだいぶ失われてしまった感じがします。
全体的にかなり軽いトーンだったので、もう少しシリアスな演出にしても良かったと思います。
子供は割りと楽しめると思うのですが、大人は楽しめない人はいるかと思います。
自分も個人的には去年のポケモン映画の方が良かったです。