凛太朗

欲望の凛太朗のレビュー・感想・評価

欲望(1966年製作の映画)
3.8
人生二度目の鑑賞。一回目観た時は、はてな?であった。そして今回もはてな?である。

完全になんだかオシャレな気がするような、そして不条理な雰囲気映画だと思うんですけど、ひょんなことから事件が勃発というか、覗き魔ストーカー人気フォトグラファーの変態主人公が引き伸ばした写真から事件を発見した辺りから思った。アレ?これアイズ ワイド シャット(スタンリー・キューブリックの遺作)の雰囲気に似てんなって。共通してミステリーの謎の欲望に勝てず、変な世界に足を踏み入れちゃう。その先で何を見たんだい?と。
そしてキューブリックはミケランジェロ・アントニオーニの作品好きだったらしい。特に砂丘を好んでいたらしい。観たことねぇ。

ジミー・ペイジとジェフ・ベックのツインギター時代のヤードバーズ出てきて、ジェフ・ベックが機材の不具合に腹立ててギター破壊。ジェフ・ベックにそんなイメージないけども。主人公が変態フォトグラファーならベックは事実変態ギタリストであった。(褒め言葉)
大体天才とか鬼才とか呼ばれる人は変態である。
凛太朗

凛太朗