【“ジジカワ”萌え映画】
絶対的な可愛さのピカチュウのセリフ「ピカピカ」が、全然可愛くない笑。おっさんピカチュウに“ジジカワ”萌えしながら、映画全体に溢れる原作愛、日本愛にむずがゆい誇りでいっぱいになる。
◆概要
「ポケットモンスター」シリーズ「名探偵ピカチュウ」初、ハリウッドでの実写化作品。出演はピカチュウの声に「デッドプール」シリーズのライアン・レイノルズ、「ジュラシック・ワールド 炎の王国」のジャスティス・スミス、渡辺謙の他、日本語吹替を担当した竹内涼真もカメオ出演。監督は「グースバンプス モンスターと秘密の書」のロブ・レターマン。
◆ストーリー
青年ティムは、自分にしか聞こえない人間の言葉を話す“名探偵ピカチュウ”と出会う。ティムの父でかつて警部だったハリーの相棒だというピカチュウは、ハリーがまだ生きていると確信しており……。
◆感想
おっさんピカチュウの、可愛いんだけどなんだかどこか人間味のあるジジカワっぷり笑。「ピカピカ」って誰もが悶えるはずの絶対的な可愛さのピカチュウのセリフが、あんまり可愛くない!笑。「デッドプール」のライアン・レイノルズが声優という情報も頭にチラつきながら、低い声と軽妙な会話のとにかく絶妙なピカチュウに終始見入る。
日本発のコンテンツがハリウッド映画化という誇りも映画全体に。竹内涼真のカメオ出演や、意外と重役な渡辺謙、日本先行上映という事実もさることながら、あの激アツなエンドロール!原作愛、引いては日本愛に溢れていて、見ていてニヤニヤしてしまう笑。
◆以下ネタバレ◆
ストーリーも、分かりやすいどんでん返し、単純明快な伏線回収で分かりやすい。なぜピカチュウが人間の言葉を話せるのか、なぜおっさんの声なのか、その訳が明かされるラストは清々しい爽快感。親子愛にとてもほっこりできました。
前述の通りの日本愛原作愛溢れるエンドロール。ハリウッド映画なのにカタカナが使われていたり、日本人名(日本版ピカチュウの声優大谷育江さんの名前も)がクレジットされていく。「犬が島」を彷彿とさせる日本愛にはもうむずがゆくて仕方ない笑。
そしてラストのラストに出される次回作告知。今度は日本製作のガッツリポケモンワールドのようで、逆輸入の本作を映画のクオリティとしてどこまで凌駕できるか?注目したいと思います。
◆独り言
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