ねこ

サリュート7のねこのレビュー・感想・評価

サリュート7(2017年製作の映画)
3.5
宇宙はやはり遠い
遠すぎる
そこへ行くというのはまさに命がけの仕事だが、赤色脳みそ集団にとってはそれもただのパーツのひとつ
ダメならさっさと棄てればいいのだ
普通の職員たちはあれほど必死だったのに、共産主義ではいったいどのラインから脳みそが赤く染まっていくのだろうか
電話もできない手紙も出せない、何をしているのかさえわからない
ただ待たされるだけの家族の不安や心細さが、体制の非情さを際立たせている

宇宙の映像は観ているだけでゾッとしたが、確かに美しくもあった
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