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アニマルズ 愛のケダモノのはのレビュー・感想・評価

アニマルズ 愛のケダモノ(2016年製作の映画)
3.7
あらすじ
シリアルキラー夫婦が女子高生を拉致監禁する。
被害者に性的興味を向ける夫に、妻が嫉妬したりもする。

感想
被害者に対して勝手に嫉妬するという、妻の感情がツボ。
それを描く内容なので、作品自体がツボということですな。
被害者サイドの目線で観客の立場から見ると、ものすごく身勝手かつ不愉快な感情で非常にイライラできて笑える。

自分は物事を別の形に例えるのが好きなんだけど、全然いい例えが出てこない。
仲良くなるためにゲームを買ったら、最初は一緒にできてたのに、だんだん自分とのプレイより、ゲームそのものにのめり込んでムカつく、とか?
それだと身勝手さがあんまりなくてイラつかないしなあ。
犯罪者に性的興奮されてるのだけでも不快なのに、その妻の嫉妬というおまけもついてくる、ってのが本当気持ち悪くて大好き…

逆に男にはあんまりイラつかないんですよね。
単なる異常者だから。
こいつはもうどうにもならないだろうし。
まだまともな部分が残っていて、馬鹿丸出しの葛藤を続ける妻の姿というものが、見てる側に大きな苛立ちを生むのでしょう。

始終イライラできて楽しかったです。

監督の名前何回も見てもペヤングに見えちゃう。
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