安堵霊タラコフスキー

未来のミライの安堵霊タラコフスキーのレビュー・感想・評価

未来のミライ(2018年製作の映画)
2.5
人物の動きとかは良いのに主役の声が風立ちぬの庵野以上に合ってないせいで見るのがキツくてしょうがなかった。(キャスト自体よりもキャスティングした馬鹿が悪いが)

主役の性格とかも幼児という点を差し引いてもイラッとする箇所が多く、しかも声のせいでイライラも助長され、この点でも鑑賞が厳しいものがあった。

赤ん坊の未来ちゃんや幼女ママン(あの小生意気な娘も成長して子持ちになるかと思うとちょっと興奮した)が可愛かったとことか家事の忙しさがわかりやすかったとこ、あと場面転換の方法とか面白いところもいくらかあったけど、色々ノれないところも多くてやはり前評判から予想した通り90分程度でも長く感じられたし、アカデミー賞等の場でスパイダーバースや犬ヶ島と同じ土俵に立つ資格があったのか甚だ疑問に思えた。

そして何より折角赤ん坊を育てる母親がいるのに授乳のシーンが無いところには全年齢向け映画の限界が垣間見え、誠に遺憾でならない。(若干性欲が暴走気味で申し訳ない)