アラジン

未来のミライのアラジンのレビュー・感想・評価

未来のミライ(2018年製作の映画)
3.6
金ロー ファミリー鑑賞にて。
なるほどなるほど。
子育て世代で我が子達が幼少期を過ぎたウチら夫婦と小学生の子供達にも通ずるね。
くんちゃんの嫉妬心・母親の心労・父親の歯痒さetc.リアリティある描写も見事。

大人の我々が子供達に叱ってる事…自身の子供の頃を思い起こせば同じ事をやって親に叱られてきてるというまさに"あるある"。
今の自分達があるのも先祖あっての人生だし、もし祖先の巡り合わせや繋がりが違ったら自分も存在しないという考え方は共感してるから、特にひいじぃじの各シーンは刺さったね。
くんちゃんが若き日のひいじぃじに乗馬と単車に同乗させてもらい"前を向き"自転車に乗れるようになるなんて素敵なエピソードだよね!

在宅で仕事と育児を担おうとする父親・第二子出産間もない中で社会復帰もして仕事だけでなく夫が頼りなないために育児と家事もこなす母親の苦労については自身も週末主夫をしていた経験からよくわかる。
家事をしながら複数の子供に対し平等に応対する育児など不可能、どうしても上の子からしたら下の子だけを可愛がってる様に映っちゃうんだよね〜

時空を旅する特殊な体験として視点で描かれた「家族の愛」のストーリー。

余談だが、建築士の父ならではのオシャレな戸建も2Fに中庭って作りは集中豪雨とか台風の際には悲惨な事になるだろうなと余計な事が気になってしまったね。
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