列車のトイレの扉が開いたら、アサルトライフルを持った男が立っていた。
そこで、すぐさま銃を奪いに立ち向かえるとは。
日本で、列車内で同様の事件が起きた際に、どうなるか、考えさせられる。
こんな話がある。
ヨーロッパでは、バスの行列に割り込もうとする人がいる際に、少女でもそれを注意できるという。周りの人も一緒に助けてくれるという信頼感が、それを可能にする。
低い次元の話だが、中学校時代、ヤンキーが一般人の頭をガンガンと踏みつけている場面に出会った。倒れて痙攣している人物の友人が、「誰か止めてー!」、と叫んでいるが、大勢の人垣は誰も止めようとしない。
思わず私の右ストレートが出て止めたが、人垣が見ているだけで動かないことが印象的だった。
映画の事件では、アメフト仕込みのタックルや、仲間からのGoサインもポイントだったようだ。
映画としても、テンポ良く進み、本人出演者の演技も自然で魅力的です。