太田康裕

ナショナル・シアター・ライヴ 2018 「エンジェルス・イン・アメリカ 第一部 至福千年紀が近づく」の太田康裕のレビュー・感想・評価

5.0
想像以上に良かった。
泣いたし笑ったし、何より僕はルイスが愛おしくて仕方ない。
最愛の人が死に向かう事を受け止め切れない、その弱さが本当に魅力的だと思う。
ネイサン・レインの(旧)プライアーとロイの演じ分けとか同じ人とは思えないし(喜劇役者のイメージがあったネイサンの凄さに震えた)
アンドリュー・ガーフィールドの繊細な空気感、指先とかの動き一つみても流石としか言いようがない。
ネオンサインを仕込んだセットもキレイだし何より続きが気になって仕方ない。
何度だって観たいのに、長いし(観てる体感時間はあっという間だけど)上映期間短いのが残念。