ちびねこ

それだけが、僕の世界のちびねこのネタバレレビュー・内容・結末

それだけが、僕の世界(2018年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

リピートもの。
DV夫から逃げる為に母親インスク(ユン・ヨジュン)に捨てられたジョハ(イ・ビョンホン)と、サヴァン症候群を患っている弟ジンテ(パク・ジョンミン)。
17年ぶりに偶然に出会ったインスクとジョハは一緒に住む事になります。
そこには初めて見た弟ジンテが居て…。
ジョハは初めのうちはそんな暮らしとの葛藤に苦しみながらも徐々に心を開いていく…。

イ・ビョンホンはどんなにダサくてもやっぱりイ・ビョンホン!
そしてめちゃくちゃ優しくて涙が出ます。
あんなに冷たくあしらわれて、いつもジンテ優先の母親なのにどうしてそんなに温かい気持ちで接っしられるのか。

そして、サヴァン症候群を患っている難しい役を演じたパク・ジョンミン。
初めましてなんだけど、意外と年齢がいってるんですね。
まぁ、イ・ビョンホンの弟役なんだから、考えたらそんなもんなんだけど。
髪型とか服装で、もちろん役柄の事もあるんだけど、もの凄く若く見えました。
あのピアノは吹き替え無しだったとか。
きちんと指導があればそれなりには弾けるとは思うけど、障害を持ちながらの演技は難しかったと思います。

母親役のユン・ヨジュンは言うまでも無く安定の演技で。

脇役のハン・ジミン、綺麗過ぎる。

ここまで落ちぶれた役柄のイ・ビョンホンは、たぶんドラマ「HappyTogether」依頼かな?

ラスト、横断歩道でジョハとジンテが固く手を繋いだ時、これからこの兄と弟がどんな人生を送っていくのか、凄く楽しみになるような、そんな作品でした。
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