衣織

それだけが、僕の世界の衣織のレビュー・感想・評価

それだけが、僕の世界(2018年製作の映画)
1.6
韓国ノワール見過ぎてどうにか美しい物語をつくりたかったのか?監督のお花畑な頭が見え透けて残念すぎた。
自国をよくみせたかったのか差別主義の韓国にも関わらず、障がい者に対する差別シーンが全くといっていいくらいにない。現実と相反して美しくコーティングされた世界は異臭を感じる。
障がい者で皆に愛されるギフテッドなんてものは夢想、幻想にすぎない。
息子が不器用なりに種違いの弟を可愛がったこと自体奇跡的なのに、自分と同等の愛情を注がないとキレる傲慢さ。捨てた自分の息子を差し置いて、沢山愛情を注いだ次男を最後に抱きしめるシーン。都合よく自分が死んだ後息子の面倒を見てほしい。
感動なんて全く湧かない。早く死んで欲しい気持ちでいっぱいだった。
あれだけ良心も愛情も沢山持ってる実の息子がただただ可哀想なだけの、ご都合主義のファンタジー映画。
くだらないファンタジー映画にイ・ビョンホンを使って欲しくない。
衣織

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