御歳七十ン歳のダイアン・キートンに会いたくて観てみた。スタイルバッチリだし、ファッションセンスも抜群だが、やはり「歳の割には…」という枕詞が必要だ。「♪あの頃、君は若かった〜」と歌がついて出て辛くなった。▼だが観ているうちに、だんだんとこの人の魅力に嵌っていく。歳をとると子供に戻るというが、まるでこの人は少女のようだ。少女のように天真爛漫で、そして傷付きやすい。それを狙って演じられるとイタイが、そう感じさせないのがこの人の魅力なのだろう。▼実話をもとにした物語らしいが、最後は別れたままの方が良かったかな。