白玉つくね

フッテージ~惨劇までの13日間~の白玉つくねのレビュー・感想・評価

3.2
ファウンドフッテージ系の映画を撮るために集まった6人。
勿論ホラーなんで、撮影現場が本物の呪われた小屋だったので襲われちゃいました系です。

いい大人とは思えないほど撮影がグダグダです。主演兼脚本の男がクズだからなんですけどね。笑
撮影中なのにこの男と主演女優(元嫁)の口喧嘩を聞かされる周りのスタッフホントかわいそう😓
雰囲気最悪の現場で、それでも今更な設定で観客を驚かせようと頑張ります。
タイトルは「死の悪霊」。
出来上がっても大コケの予感。笑

前半はくだらない喧嘩、後半は別に興味もないほんのり片想いを見せられ、特に好きなキャラも見つからず、ここだけ見ると面白くも何ともないんですけど。
ただ撮ろうとしてる「ファウンドフッテージ系の映画」を議論する様が面白かったです。
襲われてるのに最後まで撮影を続ける理由を考えたり、ファウンドフッテージのお約束はこうなんだ!とか、コレ系の映画は山ほどあって代わり映えしないとか、
映画を見ながら「うんうん、そうだよねぇ」と参加しちゃいそうな会話がたくさんあったので楽しかったです。笑
またこの会話を通して脚本担のバカっぷりが露呈するので、彼の最期には爽快感さえ覚えました。

一方でその瞬間を見せない作りなので、ホラーとしては物足りなさも。
敵?を黒モヤで済ますのも個人的にはイマイチで。。低予算を思い出させる程の合成感でした😅

この設定でも飽きずに見れたのは、B級ホラー好きが製作現場を覗いた感覚だからかなと。私は結構面白かったです😊
白玉つくね

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