白玉つくね

食人族の白玉つくねのレビュー・感想・評価

食人族(1981年製作の映画)
4.0
昔はグロ系は苦手だったので見てなかった本作。あぁ、そういえば。。と思い出したのでレッツレンタル!!😆
食人族というタイトルから想像してた内容とは違い、意外にも社会的風刺が効いてて構成・ストーリー共に面白い🙌🏻

食人族がいる密林にドキュメンタリーを撮りに行った4人組が戻らず、捜索に行った専門家が持ち帰ったフィルムに映ってた内容から4人に何が起きたのか暴かれていくといった内容。
前半は捜索パート、後半はフィルムを見て唖然とするパート。

人対人の構図は後半のみ。こちらはカメラマンが撮ったフィルム映像というPOV方式なので、グロシーンはそこまでではないです。物陰に隠れて撮ってるので、大事なとこはほぼみえてません。近づいちゃ危ないですからね、喰われちゃいますもん。🍖
胸糞は悪いけどそこまでグロくはないです。
むしろ前半の動物解体シリーズの方が画的にはかなりキツイ。この動物虐待はホンモノなので、やっぱりリアリティの差は画面に出ちゃうんでしょうね。脚がピクピクしててかなりつらい。。

ガイドがいなくなってからの4人組は暴挙三昧。優劣をつける、文化に配慮しない、世の中に認知されたいが為に行きすぎた行動をとる等々、ちょいちょい現代にも繋がる人の傲慢さを突きつけて来ます😮‍💨森の中ひっそり暮らしてる彼らにちょっかいを出すのはこちらの方なんですね。
なので、「食人族怖い!」ってより「そら仕方ないわ・・」と思った、ある意味タイトル詐欺な映画でした。でも好き。
白玉つくね

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