tomoco

赤い天使のtomocoのネタバレレビュー・内容・結末

赤い天使(1966年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

おなじみの増村保造×若尾文子。
戦時最中の軍医と看護婦の禁断の愛。
この映画は、女性目線で観るには結構辛いものがある。
少し嫌悪感を感じたけど…。

生き残った兵隊らによる集団レイプは、当時は本当に頻繁にあったことかもしれない。
死と性は密接な関係にあり、死に直面しては、生きたいと言う本能が性に向かわせるのではないだろうか。
戦争で両手を失った若い兵隊が、看護婦のさくら(若尾文子)に、夜に病床に来て身体を触って欲しいと願ったシーンが象徴的。
物語が酷なので、若尾文子さんが容姿端麗かつ妖艶で、そこを単純に楽しむ映画。
エンディングがあっさりしすぎ…。
tomoco

tomoco