このレビューはネタバレを含みます
これを、愛と呼べるほど狂っちゃいないが、これが愛ではないと言いきれるほど僕はまだ間違っていない。
姫の干渉せず、陰から見守り、盗撮して、盗聴して、ゴミを漁る生活。愛か?ストーカーか?答えなんてあるのだろうか。エゴは、愛ではないのか?
僕がこの映画を間違っていると言いきれないのは、愛や恋は学ぶものでは無いからだ。正解もない。個人的には好きすぎて人を殺すことは、犯罪ではあるが、愛ではないとは言いきれない。だからこの映画に映し出されているストーカー行為が、愛ではないと断言することは誰にも出来ないと思う。それがこの映画の胸糞悪いところで、そして考えさせられるところだ。
尾崎豊が、姫の捨てた下着を着ながら、王子に迫るシーンの迫力はすごい。
尾崎豊を捨て、彼女と面と向かって触れ合い、そして面と向かって罵倒される。救われてんじゃねえよって思った。
本当の名前で、彼女が住む韓国に行って、何がしたいんだろう。ラストは自惚れてんじゃねえよって怒りがわいてきた。ストーカーしてありがたがられてるならまだしも、怒られてるにも関わらず、まだ彼女を崇拝し、太陽だと思ってるのか、それとも普通に恋してる青年にでもなったつもりか、勘違いも甚だしい。
借金取りの2人については正直意味わからん要らん。無駄に豪華キャスト。
愛かどうかはわからんが、貫き通してそれでもダメだったなら、違う太陽を見つけないと、それは自分を愛してるだけなんだよ。