このレビューはネタバレを含みます
公開時に劇場視聴しましたが、シンガポールが舞台だったので再視聴。
中国系アメリカ人のレイチェルは、恋人ニックの友人の結婚式に参加するため、シンガポールへ。実はニックは御曹司だった!ってラブコメですね。
公開時、主要キャストが全員アジア系で大ヒット!と話題でした。ラブコメのヒット作とは珍しい、と見に行った思い出。
改めて、度を越したリッチ度は華やかで楽しい!冒頭、アジア系だからか宿泊拒否されたママがいきなりホテルをお買い上げしちゃう爽快さ!お城や船のパーティーに絢爛豪華な結婚式は見ているだけで楽しい!
これぞシンガポール観光映画でもありました!ガーデンズバイザベイやマリーナベイサンズ屋上でのパーティーシーン、ラッフルズホテルにホーカー、観光名所でストーリーが展開されて、行ってから見るとまた楽し!でした。国をあげた協力体制、だったんでしょうか。
屋台でミシュランとっている、と紹介されててましたね!私も並んで食べて、確かに美味しかったけど、ミシュラン…?とは思ったけど。これがミシュランだったら、一蘭もケンタッキーも充分ミシュラン?って思ったけど、私の舌レベルが低いのかもしれない。
見ながら先日の「パストライブス」も思い出された。中国系アメリカ人のヒロインは、彼の実家でアジア系の家父長制的な文化の違いに直面してしまう。
「パストライブス」のヒロインと違って、現恋人、悩みながら別れを選んだけど、やっぱり…!っていう、文化の壁を越えるラブコメ展開ですね!
王道で良いのですが、唯一にして最大の気になる点、それは肝心の恋人役ニックがそこまで素敵に見えなかったところ。
いや、イケメンで優しい素敵な王子様ではありますが、欠点無しで人間味は無い、ディズニープリンセスの添え物王子様、みたいな印象でした。
やっぱりラブコメたるもの、王子様の魅力が溢れて恋に落ちてしまうような作品が好み!ツンデレで溺愛な少女マンガか韓国ドラマの王子様が好きでしたw