このレビューはネタバレを含みます
原作未読。
良くも悪くもめっちゃ少女漫画の世界観。
やたら落ち着きのないこのキャラクターを演ってる浜辺ちゃんのひとつひとつがなんとも痛々しく、あれ?やっぱり演技下手だね……というデジャヴ。キミスイは良かった印象しかないんだけど。おかしいな。
で、なんかきちーなーと思ってしまったので視点を変え、これはコントだ!と思うようにしてその一挙手一投足を見守った。いちいち大騒ぎな挙動も金八先生のモノマネも、コントだと思えば少しは面白く観れた。
今作はもう竹内涼真さんがブレずにその絶対的「センセイ」を演ってくれていたからもったようなもの、と言っても過言ではない。
全く彼のファンじゃないのに不思議なもので「帝一の國」もそうだっんだけど、めちゃくちゃカッコイイ!てなる。さらに今作では教師の色気も溢れていたと思う。なにあの口でジャージの襟噛む仕草!一発で落ちるわ!
原作が恐らくめちゃくちゃラブコメワールド全開だったんだと思うし、ベタなシチュエーションしか出てこなかったけど(雨、学園祭的なやつ)JKが先生好きになっちゃう話として、着地も良かったんではという感じ。
だが私的にはあのズラ感溢れる前髪含むヘルメットのような髪型がなによりも気になってしまい、顔は綺麗なんだけどということ以外なにに良さを見出して良いのかわからくなってしまったというのはある。
個人的にはどこにいても(どの作品でも、CMでも)川栄はかわええ!ってことと、他作品での小松菜奈さん同様、高身長で手足の長い新川優愛さんが非常に眼福でした。ずっと可愛いなぁー
全体的に安っぽい作品になっちゃってるのはちょっともったいないかもと思う反面、もしかしてそれって(浜辺ちゃんのせいなのでは)……ということには、まだ気づかなかったことにしておきたい。
これがべーやんノイズ説というやつなのか…?