バナプリ

アガサ・クリスティー ねじれた家のバナプリのネタバレレビュー・内容・結末

2.7

このレビューはネタバレを含みます

映画と言うよりは2時間ドラマのような印象

家でのんびり見るのにちょうどいい



男性の印象が小さく、女性の印象が派手派手なのはミス・マープルぽいなって感じ

その上で女子供にも容赦ないのがアガサ感ましましで好き


探偵がかっこいい訳ではなく、かといって泥臭い訳でもない

ストーリーを回すためにいるだけの存在なのが少し残念

これも狙ってるのかもしれないけどね


2人目の被害者の時点で犯人は察してしまって心が苦しくなった

終わったあとに何でこんなことをしたのか考えるのは視聴者側で、映画自体はクライマックスで終わってしまう

確かにこの後は助長かもしれないけど、それ言うとこの映画の色んな所が助長だったよなぁって…

その意味の無いストーリーに必死でしがみつく大人たちに無視され続けた少女と考えれば動機はすんなり納得出来てしまう

大事に扱ってた大叔母もヒロインも、結局は「大人」として彼女に接していた訳だし

同じくらいの立場にいる人との健康的な関わり方って大事だね


内装が素敵でした
バナプリ

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