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警視庁物語 顔のない女のhummingbirdのネタバレレビュー・内容・結末

警視庁物語 顔のない女(1959年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

シリーズ9作目。荒川でバラバラ遺体が見つかる話。上映時間は74分で長め。

監督は「魔の伝言板」などの村山新治。撮影は今回は高梨昇という人。音楽は富田勲で、60〜70年の洋画風でとても良い。今回も見ごたえあり。

刑事は新しく南広と、前にも出た須藤健。全員7人は同じ。ゲストは佐久間良子、沢村貞子など。浦里はるみ、小宮光枝、星美智子。クレジットに今井健二がいるので、犯人か?と期待した。堀雄二が珍しく変装。

花沢徳衛の子どもの話、今井健二と佐久間良子の話など、印象に残るエピソードが多い。

村山新治監督はうまいと思う。腕が見つかった場面から、すぐそばの陸橋を通る電車にパンすると、土手から刑事たちがやってくるのが見える長回し(スクリーンプロセスだろうか?)や、人物の収め方がうまい。ラストの追跡も迫力。

ロケは渋谷駅、荒川土手(おばけ煙突)、押上など。街角の写真売り、だるま船、闇ドル
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