lami

永遠に愛してのlamiのレビュー・感想・評価

永遠に愛して(2016年製作の映画)
4.5
アルビノの少女リリ。赤い血液が滴る青白い心臓。ネオンみを帯びた青いライトの部屋。外の光が眩しく美しくて、門扉越しに外を覗き、少年リエスと話すリリの姿はお伽話の中の囚われたお姫さまのようだった。

一つ一つのシーンが、どこか夢心地的な感覚があって美し過ぎて不気味。グロテスクなはずなのに、生気を感じられず全然グロく感じない。こうして憶い返しながらレビューを書いていると、ジワジワくる。中毒性がたまらない。
lami

lami