Jiyong

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのJiyongのレビュー・感想・評価

2.0
あんまり笑えなかった。
脚本には騙されたけど、それ以上ではない。

ブルースリーの扱いも普通に気に入らない。当時のアメリカでアジア人が軽視されていたのは分かっているので、登場人物達が若き日のブルースリーを面白がるのは理解できるが、作品自体から小馬鹿にした感じが滲んでいて不快だった。タランティーノ曰く、妻のエッセイにもああいう大口を叩いていたと書いてあったのでウソではないらしいが、ウソではないにしても皆が語るブルースリーとの乖離が大きいのも事実なので、偏りがありすぎるように思う。これは故意でしかない。
パルプフィクションでのゲイ表現も最悪だったし、タランティーノは差別についてもう一度考えた方が良いのでは?
差別の上に成り立つコメディは劣悪だよ。
あんなのレイシスト(ネオ白人然り)だけが喜ぶコンテンツでしょ。

今まで見てきたレオの映画(殆どスコセッシだけど)の中で一番可愛いレオだった。泣くしきゅるきゅるしてるし、可愛いクマ。
レオの演技でなんとか見てられる映画。
Jiyong

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