YosukeIdo

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのYosukeIdoのレビュー・感想・評価

4.6
映画ブログ「シネフィル倶楽部」にてレビュー公開中!

※めっちゃネタバレあり
https://ameblo.jp/cinefil-club/entry-12518829714.html

個人的に、コレ傑作!!!

「映画そのもの」と「ハリウッド」への、タランティーノ監督からのラブレターですね。

映画ファンは、量産される普通のキラキラ映画じゃなく、こんな愛のこもった作品にキュンと来てしまうんです(笑)

いやー、ラスト13分にキュンキュン来てしまいました(笑)

(まさかタランティーノの作品をこんなにも手放しで褒める日が来るとは…)

正直タランティーノ監督作品ってツボに入ったことがありませんでした。

映画好きなのは知ってるんですが、あのバイオレンス描写に対して、得られる映画観了後の快感が見合ってない(まぁ、要するに映画のツボが違う)気がしており…。

今までで面白かったなーと思えた作品は『ジャンゴ 繋がれざる者』くらいです。『ヘイトフル8』もまぁまぁという感じ。

そんなワタクシでも手放しで「好きだーー!!」と言えた作品が、今回の『ワンハリ』こと『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』!

意外にも、展開していく「物語」がある作品ではありません。

あらすじが全てくらいな感じで、主人公ふたりの様子と1969年のハリウッドの様子を覗き見しながら、とある事件当日に向かっていくのみです。

この映画の9割を占めている1969年のハリウッドの様子がね、すごくいい!

当時を知らない自分みたいな観客でも、郷愁を感じてしまうくらい徹底した再現度。

多くの実際の作品にオマージュを捧げた劇中のパロディや、ハリウッドの大通りのかなりの距離を封鎖して、CGではなく当時の様子を再現した上でスター俳優が乗るビンテージカーを走らせるなど、タランティーノの映画愛というかオタクぶりが全開です(笑)

そんな愛のおかげで、今回「映画のための映画」にまたひとつ名作が加わった気がします。

それでは、いつも通りあらすじの紹介から!

はじまりはじまり~♪

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