映画ブログ「シネフィル倶楽部」にてレビュー公開中!
※めっちゃネタバレあり
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個人的に、コレ傑作!!!
「映画そのもの」と「ハリウッド」への、タランティーノ監督からのラブレターですね。
映画ファンは、量産される普通のキラキラ映画じゃなく、こんな愛のこもった作品にキュンと来てしまうんです(笑)
いやー、ラスト13分にキュンキュン来てしまいました(笑)
(まさかタランティーノの作品をこんなにも手放しで褒める日が来るとは…)
正直タランティーノ監督作品ってツボに入ったことがありませんでした。
映画好きなのは知ってるんですが、あのバイオレンス描写に対して、得られる映画観了後の快感が見合ってない(まぁ、要するに映画のツボが違う)気がしており…。
今までで面白かったなーと思えた作品は『ジャンゴ 繋がれざる者』くらいです。『ヘイトフル8』もまぁまぁという感じ。
そんなワタクシでも手放しで「好きだーー!!」と言えた作品が、今回の『ワンハリ』こと『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』!
意外にも、展開していく「物語」がある作品ではありません。
あらすじが全てくらいな感じで、主人公ふたりの様子と1969年のハリウッドの様子を覗き見しながら、とある事件当日に向かっていくのみです。
この映画の9割を占めている1969年のハリウッドの様子がね、すごくいい!
当時を知らない自分みたいな観客でも、郷愁を感じてしまうくらい徹底した再現度。
多くの実際の作品にオマージュを捧げた劇中のパロディや、ハリウッドの大通りのかなりの距離を封鎖して、CGではなく当時の様子を再現した上でスター俳優が乗るビンテージカーを走らせるなど、タランティーノの映画愛というかオタクぶりが全開です(笑)
そんな愛のおかげで、今回「映画のための映画」にまたひとつ名作が加わった気がします。
それでは、いつも通りあらすじの紹介から!
はじまりはじまり~♪
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