ハンコ課長

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのハンコ課長のレビュー・感想・評価

3.8
訳が分からなかったけど、面白かった!

何だこの感覚は!人に勧められる作品かというとそれも難しい。
とにかく脚本が無駄シーンだらけで、あっちいってこっちいって、だけど無駄なシーンが妙に面白くて、ブルース・ダーンのところとか、こっから凄いコト起こるかと思いきや起こらないし、しかし実は伏線になっていたりして、とにかく右に左に大きく揺れるけど猛スピードは出さないジェットコースターみたいだった。
終わり方もあそこで終わるしかないやろうけど、いやでも「史実のあのシーン出てこないんじゃん!」(「ブックオフなのに本ねぇじゃん!」)と、鋭いツッコミ入りたくなるよ。

しかし大きなテーマとしてレザボア以来の熱い友情を感じられたのは、タランティーノならではというか、男泣きです。

しかしまぁ、何といってもプールの“カリカリ”ですよ!詳しくはネタバレで書けないけど。このクライマックス撮ってるときのタランティーノは、さぞ満面の笑みだったんだろうなと想像できる暖かい(激熱)シーンでした。
ハンコ課長

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