とりあえずシャロン事件のこと知らずに観てるのに、おもいっきり楽しんでしまった私は本当にタランティーノが好きなのだと思う。
事件のことを知ってから行った方がいいと言われていたのに知らずに観に行ってしまった自分ばかばかばか!!
とても愛のこもった映画です。
リックとクリフのふたりに、ドリーミーなもう一つの未来を作らせた。
事件のことを知らなかった私には、
「かわいいオヤジの復活劇」だったんですが、
それでもすごい楽しかったんです。笑
本当に3時間近くもあったんだろうか。。とにかくあっという間に終わった。。
レオがピュアなハートで葛藤し続けるシーン、それでなくても長く長く撮ってると思うけど、もっと見てたいと思うほど。
ブラピがずいぶんおとなしいなぁ。。と思っていたけどラストちゃんとやらかしてくれる。ドラッグ入りの高笑いからの惨劇は最高に気持ち良くなってしまいます。
十代の頃憧れたふたりがオヤジになって、
ただかっこいいだけじゃない人間味を増して
でもやっぱりかっこよくて、そんな風に一緒に年をとっていけることに
幸せを感じてしまった。
タランティーノ映画が好きで、レオとブラピが好きだったら、もう絶頂に楽しめること間違い無し。逆に好きじゃない人には退屈かもしれない。
脚本としては色々な伏線があって〜とかでは無いので
ほんと、ふたりの俳優の魅力によって成り立つこの尺。
相変わらず好きなことに好きなだけ時間使っちゃってて、
それなのに飽きがこなくて最後まで見るとちゃんと完成されてて、
過去のエンターテイメントへのオマージュタもたっぷりで
タランティーノ本当に天才。
まずは好きなことやらないとな〜と思わされる。