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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのleylaのレビュー・感想・評価

3.9
自身の好きなものばかりをあちこちに散りばめて、出演者にもこだわりまくった、タランティーノ的映画偏愛作品。シャロンテート事件と結びつけてしまうなんて、発想が面白い。

途中ちょっと散漫で長いなと思ったけど、タランティーノの趣味に付き合うつもりで楽しんで観ました。後半は事件当日までのカウントダウンに緊張感が増してきて、そして怒涛のラスト!

情緒不安定な落ち目役者をディカプリオが好演。ブラピもハマリ役でよかった。マカロニウエスタンやブルースリーのくだりとか、スティーブ・マックイーンや本物のアルパチーノとか、ブラピとディカプリオの友情とか見どころがいろいろ。

当時のハリウッド界や、テレビやCMなど、アメリカ人ならもっと懐かしんで楽しめるんだろうな。1番楽しんでるのは、タランティーノだろうけど。
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