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ヒトラーを欺いた黄色い星のsallyのレビュー・感想・評価

ヒトラーを欺いた黄色い星(2017年製作の映画)
4.3
この所、第二次世界大戦のドイツ事情ものの作品が多し、特に夏は毎年公開され、私的には、大変に楽しみにしている。


本作品、第二次世界大戦の中、ドイツにいたユダヤ人の方4人に焦点を当て、彼らがどのように生き延びてきたかをドキュメンタリータッチで描いた作品。

本作品、私的には、1回観ただけでは、本当の内容を理解できないな・・・・

当時のヨーロッパの戦争事情、ドイツのユダヤ人の人の扱いなど、やはり、日本人として分からない事ばかりなのと、4人のそれぞれ、当時と現代をインタビュー形式と回想のような感じで話が進むので、やっとそれぞれの人間が理解した所で映画が終ってしまったので、是非、本作品、DVDかWOWOWで何度見直したいと思います。

本作品、やはり、戦争の知らない私たちにとっては、当時の事実などが分かって見応えがあるのと、ユダヤ人の方にも同情しますが、逆に、ドイツ人の中にも、命をかけて、正義を通した人もいたんだと言う事実が私的には、観て良かったかな・・・

やはり、戦争は決断した人に責任がある。

しかし、正義もあれば、同じユダヤ人でも、裏切る奴もいれば、マインドコントロールの中、ドイツ人の方のユダヤ人に対しての暴言や子供でさえ、親を裏切る当時の事情を考えると本当に怖い世界です。

当時、道半ばで、無念の中亡くなったユダヤ人の方を思うと本当に悲しい気持ちになります。

PS

本作品、台風直撃の日に見てきたのですが、ガラガラかな予想していたのですが、結構入っていたかな、しかし、武蔵野館で見たんですが、小さな館内で、上映時間過ぎに、何人遅れて入ってきて、平気で、映画を見ているこちらの前を歩くんじゃないよ、気が散ってしかたがないし、やはり、ムカつく。
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