てぃだ

ヒトラーを欺いた黄色い星のてぃだのネタバレレビュー・内容・結末

ヒトラーを欺いた黄色い星(2017年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

 生き残った本人たちのコメントと劇映画が並行して進む、どっかのTV番組みたいな作りなので最初は面食らったものの、面白い。僕は映画館好き人間なので、不謹慎?というか全く的外れな感想だと思いながらも映画館の座席で出会う少女と男のエピソードに何だか胸を打たれた。うーん、こういうのいいなぁ。戦時中であっても、男と女が出会い、ささやかながらロマンスを繰り広げるみたいなのにめっぽう弱いみたい自分。ユダヤ人やヒトラーについては毎年のように関連の映画が出てくるけど、ほんとに毎回驚く。でも当時を生きた当時の本人たちでさえ、あんなにたくさんの人が殺されたことを信じていなかったってのはとても印象的だった。「ユダヤ人が嫌いってのとユダヤ人を殺すのは違う」ってのはそらそうだよな普通の感覚でいうと。「嫌いだから殺す」ってどっちが野蛮人だ。
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