どうせ死ぬなら、死ぬほど破天荒に生きてやれ…
ジョニデ主演の新作は、余命幾ばくもない大学教授が人生の最後を謳歌するヒューマンドラマ。
正直、ジョニデじゃなかったら見やんかったかもしれんし、ジョニデやからこそ見れるレベルになったんじゃないかって感じでしたが、死期が近い主人公やから描ける皮肉に満ちたストーリーは、少し悲しく、少し笑える、そんな映画でした。
適当さが滲み出てるジョニデはかなり大学教授に向いてました。家族関係はボロカスやけど、その分学生と最後に心の交流を図り、生きたいように生きる潔さは、見習いたい。
初めてのタバコ、初めてのコカイン、はじめての同性愛、はじめての生セクロスなどなど、ギリギリアウトな展開のオンパレードで、なんかアメリカらしかった( ^ω^ )
現実世界ならあんなみんな楽観的にはいかんやろうし、大人しく薬飲む方が良いとは思うけど、病気やからって過度に悲観的になる必要はないのかもしれません。
映画やからできるあのラスト。はたしてジョニデは人生を全うできたのでしょうか…
2020年劇場鑑賞59作目